食品工場やスーパー、レストランなどでは食品を加工したり調理したりするのに解凍する必要があります。多くの食品を取り扱う場合、素早く解凍できれば作業効率が高まります。そのため、作業効率を考えたら高性能な解凍機の購入を検討してみてはいかがでしょうか。今回は、解凍機を取り扱っている山本ビニター株式会社について紹介します。
高周波解凍技術の革新とそのメリット
食品の解凍に手間がかかっていませんか?常温解凍や低温解凍、水解凍などは時間がかかったりドリップが発生したりします。そのため解凍作業が手間になっている場合、高周波解凍機を活用してみてはいかがでしょうか。
革新的な解凍技術
高周波解凍機は電界作用により冷凍品の内部に熱を発生させます。内部からあたためるため、外側だけあたたまってしまい内部がつめたいということがありません。そのため、大きな塊の冷凍品も均一かつ短時間で解凍できます。
冷凍されている食品はマイナス20度程度で冷凍されていることが多いですが、高周波解凍では後の加工がしやすいマイナス1度からマイナス5度にスピーディーに解凍します。5分から30分程度で急速解凍が可能なため、今まで解凍に時間がかかっていた場合、作業の効率化ができるでしょう。
高周波解凍の利点
内部から解凍できる高周波解凍の強みはむらのない急速解凍ができることです。内部のみ解凍できていないということがなく、表面をあたためすぎて表面だけとけてしまうという心配がありません。そのためドリップが出てしまい食品のうまみが流失してしまう心配が少なく、冷凍食品の鮮度を落とさないですみます。
外部加熱方式と内部加熱方式
冷凍品を加熱するには外部加熱方式、内部加熱方式があります。どういった違いがあるのでしょうか。
外部加熱方式の問題
外部加熱式の解凍方式は文字通り外部から少しずつ熱を伝えて解凍します。そのため解凍に時間がかかり、冷凍品の熱伝導率により効率が左右されてしまうという欠点がありました。
そのため、外側はあたたまっているのに内側が解凍されていないなどの解凍むらがある、ドリップが発生してしまうという問題が起こりがちでした。
外部加熱方式の問題を解消できる内部加熱方式
内部加熱方式は電磁波エネルギーを活用します。内部加熱は内部から発熱させる方式のため、解凍むらがなくスピーディーに解凍できるという利点があります。高周波による加熱は冷凍品が分子運動を起こすことで、冷凍品そのものが熱を発生します。
マイクロ波加熱の特長
山本ビニターでは高周波解凍機を取り扱っていますが、マイクロ波加熱を使った食品乾燥器も取り扱っています。マイクロ波はどのような特徴を持っているのでしょうか。また、高周波加熱とどう違うのでしょうか。
マイクロ波の特徴
マイクロ波は食品以外の分野にも多く活用されていますが、食品は水分を含んでいるため、マイクロ波の実用に適しており食品分野で多く活用されています。
マイクロ波と高周波の比較
マイクロ波も高周波同様にスピーディーに解凍や加熱ができますが、端の部分が過加熱になりやすいという点があります。立体物の加熱のしやすさではマイクロ波が優れています。
高周波は内側から深く加熱でき、また電極の形状を変えれば部分加熱ができるという特徴があります。それぞれ特徴が異なるため、どんなものを解凍するかによって適した製品を選びましょう。ほかにも山本ビニターではさまざまな加工機を提供しているため。試験や加工の必要性に合わせて製品を選べます。
テンパトロンの特徴
山本ビニターが取り扱っている高周波解凍装置、テンパトロンはさまざまな処理能力をもった製品があります。バッチ式はコンパクトな形状が特徴で、大きなスペースがなくても設置できます。小型、中型のバッチがあるため、使用量やスペースに合わせて製品を選べます。
連続式のテンパトロンはベルト方式により、庫内に冷凍品を入れれば連続的に解凍できます。そのため、大量の解凍が実現できます。またテンパトロンを設置することで作業をライン化し、作業を自動化できるでしょう。小型から大型の連続式テンパトロンがあるため、ニーズに合わせて製品を選びましょう。
テンパトロンを設置することにより水解凍の必要がなくなれば、ドライフロアの実現、菌汚染の防止、水道代の削減、排水処理のコストカットといった利点を活用できます。
ショールームが大阪や東京などにあるため最新機器を見学したり、材料を持ちこんでテストしたりといったこともできます。見学やテストを行いたい場合は、電話やメールにて申し込みしてみましょう。
まとめ
食品を取り扱っている場合、冷凍品を解凍する機会があるでしょう。自然解凍や水解凍は時間がかかる、ドリップが発生しやすいなどの欠点があるため、解凍に不便を感じているようなら解凍機の導入がおすすめです。
山本ビニターが取り扱っている高周波解凍装置テンパトロンは、小型のバッチ式から大型の連続式の解凍機まで、さまざまな大きさの解凍機を取りそろえています。テンパトロンはコンビニや製菓製パン工場、スーパー向けの工場、大規模戸以上などで活用されています。ショールームで見学やテストなどができるため、最新機器を見たりテストしてみたりしたい場合はショールームに行ってみてはいかがでしょうか。
山本ビニター株式会社(高周波解凍装置テンパトロン)の基本情報
会社名 | 山本ビニター株式会社 |
住所 | 〒543-0002 大阪市天王寺区上汐6丁目3番12号 |
電話番号 | 06-6771-0605(大代表) |
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プロトンエンジニアリング株式会社 /プロトン解凍機
引用元:https://proton-eng.co.jp/プロトンエンジニアリング株式会社の解凍機は、大量の食品を毎日処理する大型工場から、部分的な解凍を求める小・中型工場まで、様々なニーズに応えることができます。完全解凍から半解凍、小型標準機から大型機まで幅広く対応。特に解凍時間の速さは業界でも注目のポイントであり、ドラム缶や一斗缶、ペール缶など、多様な容器にも対応可能です。
また、解凍プログラムを利用することで、表面温度の管理が簡単になり、休日出勤の削減にも繋がります!
解凍ニーズに合わせた最適なソリューションを提供するこのメーカーに、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか?