解凍機導入にあたり
おすすめ解凍機メーカー6選!
徹底解説
~解凍ざんまい~
更新日:2024.04.22

おすすめの解凍機メーカー6選をご紹介します!

食品を扱う工場において欠かせない機器として、冷凍した食品を解凍する「解凍機」があります。また解凍機にも完全解凍・半解凍などの機能面や、大きさなどでもさまざまな種類がありますが、自社のニーズに合わせた解凍機を選ぶことが大切です。

また解凍機の導入を検討する際、解凍機を開発や販売しているメーカーの数も多く、それぞれ機器の特徴などもさまざまなので、


・どの解凍機を選べばいいの?
・どんな解凍方法があるの?
・なにを優先すればいいの?


といった疑問や課題が生まれると思います。

そこで当サイトでは、解凍機の導入を検討している方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。

機能や大きさなど、こだわりで選ぶおすすめの解凍機や、解凍機を導入するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを実施して実際に解凍機を導入した方の口コミや評判についてもまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。そして工場の生産率や稼働率を上げるような解凍機をゲットしましょう。

                   

解凍のキホン:良い解凍とは? 完全解凍・半解凍のちがい

                   解凍機メーカー解凍のキホンの画像

解凍機について調べる前にまず知っておきたいのが、完全解凍と半解凍の違いやそれぞれのニーズについてです。冷凍食品の調理前準備として重要な解凍ですが、食品の種類や使用目的によって適切な方法は異なります。ここでは完全解凍と半解凍それぞれの特徴や、冷凍機の大きさごとの違いについて詳しく解説するのでぜひチェックしてみてください。

良い解凍とは

良い解凍とは、食品をできるだけ凍結直前の状態に近いように復元することを指します。食品の品質を保ちながら解凍するためには、いくつかのポイントに留意する必要があります。

まず、解凍時には食品内部での解凍ムラが生じず、品質の一貫性を保つため、全体が均一に解凍されるように注意しなければなりません。次に、解凍中に食品の風味や色味、栄養成分などの変化を最小限に抑えることが重要です。

とくに生鮮品の冷凍食品では、高温で短時間解凍するとドリップが発生しやすくなるため、できるだけドリップの流出を抑える必要があります。また、解凍後の品温を0℃〜5℃にとどめ、微生物や酵素の活動を最小限に抑え、食品の安全性を確保しましょう。

さらに、冷凍野菜や調理冷凍食品は、できるだけ短時間で解凍・加熱、調理することが好まれます。最後に、解凍中に食品の乾燥や目減りを少なくし、衛生的な状態を保つことで、安全で美味しい食品を提供できます。

冷凍食品の保存基準

冷凍食品の保存基準は、食品衛生法によって定められています。

微生物の繁殖が起こらないー15℃であれば、食品衛生上の問題は発生しないと判断されていますが、昭和46年には冷凍食品関連産業協力委員会により冷凍食品の自主的取扱基準が作成されました。自主的取扱基準によれば、冷凍食品は各段階でー18℃以下を保持することが定められています

完全解凍・半解凍のちがい

完全解凍と半解凍の違いを、それぞれを詳しく見ていきましょう。

半解凍とは

半解凍とは、食品を完全には解凍せずに、凍結点(-2℃〜-4℃)を超えない状態にする解凍方法を指します。

凍結点とは、物質に含まれる水が凍り始める温度です。一般的に、魚の切り身や牛丼の肉などは半解凍処理してカットやスライスなどが行われます。完全に解凍するとスライスが難しくなるため、半解凍状態で工程に移ることで、仕上がりが向上し、切断かすが減少するメリットがあります。

また、半解凍では、凍結点を超えていないためドリップが出ず、菌の増殖も抑えられます。食品の鮮度や品質を維持しやすくなるでしょう。

しかし、半解凍にはマイナスの冷蔵庫で一昼夜近くの時間が必要です。また、大きなブロック肉などの場合、時間がかかるため半解凍冷蔵庫のスペースが必要になります。

完全解凍とは

完全解凍は、食品の温度を昇温させて凍結点(-2℃〜-4℃)を超える解凍方法を指します。自然解凍や冷蔵庫解凍、流水解凍などが一般的な手法です。

自然解凍は常温〜中温度空調室で解凍する方法です。季節や風の当たり具合によって解凍時間が異なり、解凍ムラが生じやすいデメリットがあります。

冷蔵庫解凍では、解凍に数時間から24時間かかるケースが多く、ブロック肉など大きなサイズの食品では時間と解凍冷蔵庫のスペースが必要です。

一方、流水解凍は水を流しながら解凍し、解凍時間が早くドリップが少ない特徴があります。ただし、季節によって解凍時間が異なるほか、排水処理設備の負担が大きく、風味や栄養素が流れてしまう可能性も少なくありません。

解凍機に求められる条件とは

調理冷凍食品や冷凍野菜類の急速解凍にはさまざまな解凍機器が使われますが、急速解凍機には次のような条件が求められます

まず、食品が均一に解凍されることが重要です。解凍中に局部的な解凍が進むと、食品の品質が不均一になります。温度管理が確実にできるのはもちろん、解凍時の表面温度管理や解凍後の冷蔵保管が可能でなければなりません。

さらに、自動化や省力化ができることも求められます。自動化された機器は効率的に作業を行い、人的負担を減らす効果が期待できます。最後に、短時間かつ大量の食品を処理できることが重要です。食品工場などでは、多くの食品を短時間で解凍する必要があるため、解凍機の処理能力が高いことが求められます。

point
  • 「良い解凍」とは、食品をできるだけ凍結直前の状態に近いように復元すること
  • 「半解凍」とは、冷凍食品を完全に解凍せず、凍結点(-2℃〜-4℃)を超えない状態にする解凍方法
  • 「完全解凍」とは、食品の温度を昇温させて凍結点(-2℃〜-4℃)を超える解凍方法

解凍機導入のきっかけ

 解凍機メーカー食品業界が抱える悩みの画像

解凍機の導入は、業界や解凍する食品などによって異なります。

それぞれのきっかけを詳しく見ていきましょう。

飲料業界

飲料業界では、ドラム缶、一斗缶、ペール缶など、屋外解凍を実施しており、果実などの冷凍原料を効率的に解凍する必要があります。解凍機導入によって生産性を向上させながら、品質の確保が可能となります。

弁当惣菜業界

スーパーマーケットやセントラルキッチンなどの施設では、食材の解凍を冷蔵庫や廊下通路などで行うケースも少なくありません

しかし、食品衛生の観点から、解凍作業が清潔な環境で行われることが重要ですが、冷蔵庫や廊下通路はほかの人や物と接触する可能性が高く、十分な衛生管理が難しくなります。そのため、自然解凍をやめて解凍機導入が求められます。

畜肉業界

畜肉業界で扱う冷凍原料のパッケージに穴や切れ目(ピンホール)があると、水が浸入し、食品衛生に懸念があります。

さらに、畜肉業界で多い流水解凍は作業員の肉体的負担や休日出勤なども大きな問題です。より効率的で品質を損なわない解凍方法として解凍機導入に至りました。

既存解凍に不満

解凍時間が遅い、解凍ムラなど、既存の解凍機の性能が悪く、新しい解凍機を導入するケースも少なくありません。とくに大量の食材を扱う大型食品工場では、解凍時間の遅さが生産性低下の要因となるでしょう。

point
  • 解凍機の導入は、業界や解凍する食品などによって異なる
  • 「品質の確保」「食品衛生の観点」などから解凍機の導入を検討する業界が多い

従来の解凍方法の実情

従来の解凍方法は

従来の解凍方法として、自然解凍・冷蔵庫解凍・水解凍が挙げられます

自然解凍は食品を室温に置いて解凍する方法、冷蔵庫解凍は食品を冷蔵庫内で徐々に解凍する方法、流水解凍は、食品を包装したまま水に浸して解凍する方法です。

「解凍」と「冷凍」は対をなし、凍った状態から食品を元の食べやすい状態に戻す必要な作業です。

食品の品質や安全性を保つためには、適切な解凍方法と温度管理が欠かせません。食品を美味しく長持ちさせるためには、解凍方法も重要です。

自然解凍、冷蔵庫解凍する場合

「自然解凍」は、すでに調理された食品で、室温で放置しても品質があまり損なわれないものに使われます。一方「冷蔵庫解凍」は、食品をゆっくりと解凍するため、生ものなど品質管理が難しい食品に適しています。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

解凍の温度帯について

自然解凍や冷蔵庫解凍では、明確な解凍温度の基準はありません。しかし、屋外や常温室、温度が10℃から25℃の中温空調室、温度が-5℃から5℃の冷蔵庫の4つが多く見受けられます。

細菌の種類によって異なりますが、一般的には10℃〜60℃の間が危険温度帯です。食品に付着した細菌が危険温度帯に置かれると、細菌は急速に増殖します。また、表面温度を10℃以下に管理するのが一般的です。

荷姿について

段ボール積載やドラム缶、一斗缶、ペール缶などの荷姿をパレットに積み込んだ後、段ボールを取り出して棚やコンテナに積み直します。また、解凍を促進させるには、送風機などを使用して風を当てる工夫も必要です。

メリット

自然解凍と冷蔵庫解凍の場合、イニシャルコストとランニングコストが最小限に抑えられるというメリットがあります。

自然解凍では、追加の電力や機器が必要なく、室温で食品を解凍するために追加の費用がかかりません。冷蔵庫解凍も同様に、普段使用している冷蔵庫を使用するための追加の費用が発生せず、冷蔵庫の電力消費も比較的少ないため、継続的にかかる費用を抑えられます。

また、冷蔵庫での解凍は食品の品質を保ちやすいのが特徴です。結果として食品のロスを減らし、コスト面だけでなく、食品の品質管理にも貢献します。

デメリット

自然解凍・冷蔵解凍とも、解凍速度が遅くなるというデメリットがあります。季節や室温によって解凍時間が変わるため、とくに冬季など低温の時期には解凍に時間がかかり、管理が難しくなるでしょう。

また、空調や送風機の風が当たらない場所や、食材の厚みによって解凍速度が異なるため、品質が不均一になるおそれがあります。とくに自然解凍では表面温度の管理が出来ず、食品の品質や風味が損なわれるリスクが高まります。

水解凍する場合

水解凍は、主に樹脂の容器に井戸水や上水を張り解凍する方法です。具体的には、水をホースで流しっぱなしにしたり、溜め水しエアーで撹拌したりする方法など、さまざまな水解凍方法があります。

なかでも、井戸水の水温は年間を通じて比較的低く、安定しているのが特徴です。しかし、環境によっては受水槽から高温の水が供給されることもあり、食材への影響が大きくなります。水温の不安定さによって季節の解凍条件が変化するため、工場運営上の管理が難しくなるでしょう。

メリット

水解凍する場合のメリットは、イニシャルコストとランニングコストが最小限に抑えられる点です。特に井水の場合は費用がかからない為、これを利用する工場も多くございます。

また、水解凍の手順は比較的シンプルで、特別な設備や機器が必要ないため、設備投資や運用コストを抑えられます。

デメリット

水解凍のデメリットは、水温管理の難しさです。季節や環境によって水温が変化しやすいため、解凍条件を一定に保てないだけでなく、解凍後に冷やし込みが行えないため、食品の品質を保つのが難しくなるでしょう。また、パック品ではピンホールから水が浸入する可能性や水解凍によって空気層のあるパック品が浮いてしまうリスクがあります。

ほかにも、水解凍は表面の熱伝達率が高いため、解凍速度が速い一般的な水解凍を行っている食品工場を調査すると「水解凍でドリップが多い」という結果も出ているのも事実です。

水槽内の水温をコントロールするシステムはなく、樹脂の容器に対象解凍品を投入し、速く溶けて表面温度が上がったまま解凍品を長時間放置することでドリップの増加につながるでしょう。

point
  • 「自然解凍や冷蔵庫解凍」は、費用を抑えることができるが、解凍には時間がかかる
  • 「水解凍」は、コストを抑えることができるが、水温管理が難しく、品質を保ちにくい

解凍機を選ぶ際のポイント

解凍機メーカー比較ポイントの画像

工場での解凍にかかる人的なコスト、そしてさまざまな課題を解決するためにも、解凍機は自社のニーズに合わせたものを選ぶ必要があります。ここでは解凍機を選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介するので、解凍機選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

解凍方法の種類

解凍方法は各メーカーの解凍機ごとにさまざまであり、特徴も異なるのでしっかりと比較検討したい部分です。たとえば解凍庫内の温度をコントロールするとともに、食材に風を当てることでムラなく解凍できるタイプや、食材を入れた庫内を真空にして均一に解凍する方法などがあります。

ほかにも低温の庫内に水蒸気を連続して送ることで解凍する方法や、低温かつ高湿度をキープすることで素早く均一に解凍する方法や、高周波の電磁波を利用した解凍などもあります。それぞれの解凍方法によってメリットやデメリットもあるので、扱っている食材との相性なども踏まえたうえでどのような解凍方法の解凍機が適しているのかを判断してください。

衛生面

食品衛生法の改正により、2021年6月から「HACCP」という食品の安全性を高めるための衛生管理が完全義務化されています。この法改正では従業員51名以上の食品を扱う事業者や営業者がすべて対象となり、従業員は食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を理解し全行程で安全性を確保する必要があります。

もちろん解凍機による工程でも異物混入などの危険性を管理することが求められており、衛生管理を行う際に薬品などを使用することが難しくなっています。そのため薬品を使用せず、安全な状態をキープできるような解凍機や、自動洗浄でつねに清潔さを保てるようなシステムになっている解凍機を選ぶことが大切です。また解凍を行う際の菌の増殖にも配慮が必要であり、その危険性を排除できる解凍方法の解凍機を選ぶことが大きなポイントでもあります。

ランニングコスト

解凍機を選ぶ際には、ランニングコストにも注意したいものです。解凍方法によっても電気代や水道代などのコストは変わってくるので、長い目で見たときのコストは徹底的に調べておくべきだといえるでしょう。たとえば手軽に解凍ができる流水解凍の場合、解凍している間流し続ける水道代は大きなコストになってしまいます。

ただしエネルギー効率が高くランニングコストは抑えられても、初期の設備投資が高額になる高周波解凍機などもあるので、ランニングコストだけを見て決めてしまうと予算に合わなくなってしまうこともあるでしょう。そのため自社の運用に合っていることを前提として、ランニングコストを抑えられ、長期的に見て利益性の高い解凍機を選ぶのがおすすめです。

解凍時間

解凍時間も、解凍機選びでチェックしたいポイントのひとつです。解凍に長い時間がかかるものだと、数日後に使用する食材の量を予測して解凍を始めなければならず、予測がはずれた場合に食材のロスや不足などの問題が起きてしまうことがあります。

品質を保ちながらもスピーディに解凍できる解凍機であれば、効率的に解凍を行うことができ、食材のロスや不足などのトラブルにも対応しやすくなるでしょう。解凍時間は解凍方法によっても大きく変わるので、解凍方法と併せて確認し、適切なものを選びましょう。

管理が簡単か:操作性

管理や操作性に関しても、購入前に必ずチェックしておきましょう。とくにこれまでの解凍機とは異なるタイプや異なるメーカーの製品を導入する場合や、初めて解凍機を購入する場合、管理や操作が難しいとスムーズに導入できなかったり、研修などに多くの時間が必要になってしまったりするため無駄が生まれてしまいます。

また管理や操作が難しいと熟練度によって扱える範囲が変わってしまい、人的なコストや効率面でも課題が発生してしまう可能性があります。だからこそ、誰でも管理や操作が簡単で熟練度に左右されず扱えるような解凍機を選ぶことがおすすめです。実際にテスト機などを試しながら、操作性などをチェックしてみましょう。

要望に合わせた設計を行ってくれる企業も視野に入れよう

さまざまな種類の解凍機が発売されていますが、すべての項目で自社の希望にぴったり合うような解凍機を見つけるのは非常に難しくもあります。ただしなかには、運用の範囲や大きさなど設置場所に合わせた設計を行ってくれる企業もあります。

解凍機は長く利用するものでもあるので、無理に妥協して使いにくいものやサイズの合わないものを選ぶより、設計から依頼したほうが結果的にメリットが大きいといえるでしょう。ぜひ要望に合わせた提案ができる企業の製品も視野に入れて、解凍機選びをしてみましょう。

補助金制度を確認してみよう!

解凍機を導入する際には、「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」などの補助金制度を活用することもできます。補助金を受け取ることができれば設備投資をしやすくなりますが、申請するためにはさまざまな要件をクリアする必要もあります。詳しくは各制度の公式サイトをチェックして、必要な手続きを行ってください。

point
  • 解凍機を選ぶ際は、解凍方法や解凍時間、管理や操作のしやすさなどをチェックしよう
  • 運用の範囲や大きさなど設置場所に合わせた設計を行ってくれる企業もおすすめ

解凍システムの種類と特徴

解凍機メーカー種類と特徴の画像

前項でも簡単にご紹介しましたが、解凍機の解凍方法は各メーカーや製品によって大きく異なります。ここでは代表的な解凍方法の種類とそれぞれの特徴をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

マイクロ波解凍とは?特徴は?

マイクロ波解凍とは、2450MHzもしくは915MHzなど周波数が高いマイクロ波を利用して食品を解凍する方法です。マイクロ波は電子レンジと同じで水に対しての発熱性が非常に高いという特徴を持っています。

具体的にはマイクロ波が食品内部の水分子を振動させて内側から加熱する方法で、製品の一部で解凍が進み氷が解けるとそこに集中加熱し過加熱状態になるという特性もあります。また真空によって表面の氷や霜が一気に気化して表面を冷やすことを繰り返し、表面と中心温度の差を小さくして食品の品質を守ってくれるのもマイクロ波解凍の大きなポイントです。内部からの加熱は解凍速度が速く、大きな食品でも均一に解凍できるというメリットがありますが、厚みがありすぎると中心部まで電磁波が届きにくく解凍にムラができることもあります。

冷凍マグロやカツオなど、身の厚い魚を刺し身にする際にもマイクロ波解凍は活用されており、食肉店や鮮魚店、スーパーなどの小売店でも導入が進んでいます。じつはマイクロ波解凍された食材を口にしている方も少なくありません。

流水解凍とは?特徴とは?

流水解凍とは、ジャンボックスなどの槽に水または温水を入れ、その中に食品を浸して水を流しながら解凍する方法です。

流水解凍を効果的に行うためには、食品を密閉された容器に入れることが大切です。容器内に空気が残っていると、水と食品の間に隙間ができ、熱がうまく伝わりません。真空パックなどで包装された食品を水に沈めることで、解凍時間をさらに短縮する効果が期待できます。

なかでも、流水解凍は、水の熱伝導率が高く、食品の解凍が迅速に行われるのが特徴です。しかし、流水解凍は、通常温度帯の水(約10°C〜40℃)を使用して食品を解凍するため、酵素反応が活発になりやすい傾向にあります。そのため、水に触れている食品の表面から徐々に変色したり、食感が変わったり、場合によっては臭いが発生する可能性が高まるでしょう。

また、長時間漬け込みがちとなるため、ドリップも多く出やすくなります。ドリップが発生すると、食品の風味が損なわれてしまうため、生の食品を解凍するのに適していない方法です。生の食品でも、塩や砂糖で調味されていれば、酵素の働きが抑制されるため解凍が可能です。

また、調理が施された食品や半加工品、下茹でされた冷凍野菜などは、酵素の活動が停止しているため、解凍中に品質が変化する心配が少なくなるでしょう。

高周波解凍とは?特徴は?

高周波解凍は1~3MHzという高域周波数の電磁波を活用し、冷凍品を加熱して解凍する方法です。詳しい仕組みとしては、高周波によって生じる磁界作用が食品の内部に非常に強い電子運動を引き起こして熱を発生させ、内部から解凍を行っていくというものです。

表面を溶かさない方法であるため、品質を下げたり旨味を逃す可能性が低く、食品の厚みやサイズに左右されず均一に熱を伝えられるというメリットがあります。また短時間での解凍が可能であるため、解凍が完了した後でも旨味や食品の鮮度を損なわないというのも高周波解凍の強みです。さらに生鮮食品を解凍する際にはドリップが流出しないので、食肉や鮮魚の加工工場やスーパーなどでも広く利用されています。

ただし高周波解凍は設備自体が高額であるというデメリットもあります。エネルギー効率がいいためランニングコストを抑えることはできますが、初期の投資が高額になってしまうので予算との兼ね合いで購入に踏み切れない方もいるでしょう。

また高周波解凍機には食材の形状に限りがあるのもデメリットで、解凍する場合は円柱などの形状が最適であり角状の食材には不向きとなっています。またバッチ式のような大量解凍ができないので、大量解凍が必要な現場はほかの解凍機を検討したほうがいいでしょう。

低温高湿度解凍とは?特徴は?

低温高湿度解凍は、庫内において低温で湿度の高い蒸気が水へ凝縮する際に生じる潜熱を活用して食品を解凍する方法です。蓄熱とは、物質が固体から液体、液体から気体などに変化する際に必要な熱エネルギーのことで、相対湿度が100%近い水蒸気が水に変化する際の蓄熱は氷が水に溶ける際に放出される熱よりも大きいとされています。

それに加えて水蒸気の温度を30度~40度の一定に保つことができるので、食品を解凍する場合に課題となるムラを解決してくれます。このような特徴から食材を選ばない低温高湿度解凍は、生鮮食品などはもちろん調理済みの弁当や惣菜、ケーキなどの菓子類まで幅広く解凍できるので、さまざまな食品加工現場で導入されています。

さらに解凍時には排水が発生しにくいため処理の手間も省くことができ、誰でも扱いやすいというメリットもあります。設置するためにはやや広めのスペースが必要であったり、導入時の設備投資は高めになってしまったりというデメリットもありますが、ランニングコストの低さは抜群なので、総合的に見て非常に導入へのメリットが大きいといえます。

おすすめの解凍方法は「低温高湿度解凍」!

さまざまな解凍方法をご紹介しましたが、この記事でおすすめしたいのは低温高湿度解凍です。短時間で均一に解凍ができ、食材を選ばないので食品加工などを行う現場なら幅広く導入することができるからです。またランニングコストが低く長い目で見てもメリットが大きいので、ぜひ低温高湿度解凍の解凍機の導入を検討してみてください。

point
  • 解凍方法には、マイクロ波解凍、流水解凍、高周波解凍、低温高湿度解凍などの種類がある
  • どんな食品でもムラなく解凍できる「低温高湿度解凍」がおすすめ

低温高湿度解凍のメリット

低温高湿度解凍のメリットの画像

低温高湿度解凍がおすすめであることは前述の通りですが、ここではより詳しく低温高湿度解凍のメリットをご紹介します。ぜひチェックして、低温高湿度解凍について理解を深めていきましょう。

ドリップの発生を減らして解凍ができる

低温高湿度解凍の大きな特長のひとつとして「低温」で解凍することが挙げられます。一般家庭においても常温での解凍と冷蔵庫での低温解凍ではドリップ発生の差を感じている方もいるかもしれませんが、業務用の解凍機でも同じことがいえます。

低温高湿度解凍では低温かつ湿度のある空気で解凍を行うため、ドリップの発生を防ぐだけでなく、食材の乾燥を防ぎ、変色も抑制してくれるため高品質な解凍を叶えてくれるでしょう。またドリップの発生が少ないことは食品の見た目や風味がよくなることはもちろん、微生物増殖の予防にも繋がります。食品衛生法への対応や安全な食品の提供するための、衛生面での不安も低温高湿度解凍は解消してくれるでしょう。

スピーディーにムラなく解凍ができる

低温高湿度解凍は湿度の高い蒸気が水へ凝縮する際に生じる潜熱を活用して解凍する特殊な技術で、非常にスピーディな解凍ができるというのも大きなメリットです。解凍時間を抑えられることでもドリップ発生を抑制でき、高い品質を保つことができます。

また解凍機のなかはつねに低温状態であることに加え、風量や風向きの調整も可能となっています。そのため、どのような食品でもムラなく解凍できるというのも大きな魅力です。このような特徴からすでに調理されている惣菜や半調理品などはもちろん、ケーキなどの菓子類にも対応でき幅広い場所で選ばれています。

なかでも畜肉や魚介類といった解凍には高い効果を発揮してくれ、食材の品質にこだわる現場で満足されている解凍方法だといえます。スピーディな解凍は人的コストへの削減につながるケースもあるので、これから解凍機の導入を考えている方は、ぜひ低温高湿度解凍ができる冷凍機を検討してみてください。

冷蔵機能を搭載、表面温度をコントロールできる

低温高湿度解凍は、解凍後の食材を締め冷蔵できる点も大きな特長の一つです。解凍後の食材の表面温度をコントロールすることで、微生物や酵素の活動を最小限に抑えられます。

低温高湿度の環境下で解凍すると、食材の乾燥や変色、ドリップの発生が抑えられます。ドリップには、うま味成分や栄養分も含まれていますが、実は細菌も繁殖しやすいのです。そのため、解凍後の品質を維持しながら、微生物の増殖を防ぐなど、表面温度をコントロールできる低温高湿度解凍機を活用することで、食品の安全性を高められるでしょう。

また、低温高湿度解凍では、唐揚げ用の鶏肉、ドラム缶に入った果汁などの冷凍原料、お寿司などの完製品・半製品などに合わせて最適な解凍プログラムを設定できます。風量や風速を調整することで、食材全体が均一に解凍されるため、品質を維持しながら効果的にスピード解凍ができます。

さらに、低温高湿度解凍装置には冷蔵機能を搭載しているため、冷蔵保管が可能です。低温高湿度解凍機は冷蔵庫としても活用できるメリットもあります。

また、低温高湿度解凍機を提供している企業の中には、顧客のニーズに応じて解凍機をカスタマイズできる企業もあります。既存解凍庫の改修、限られたスペースへの解凍機設置、既存設備の転用など、解凍機設置費用も含め、解凍機導入に関する不安がある場合、先ずは相談することをおすすめします。

point
  • 低温高湿度解凍はドリップの発生を防ぐことができ、微生物増殖の予防にも繋がる
  • 低温高湿度解凍に必要なのは加湿用の水道代と電力代のみなのでランニングコストが安い

比較ポイントを押さえて、用途に合った解凍機メーカーを探しましょう!

冷凍食材を扱う現場での解凍に関するさまざまな課題や問題を解決するためには、自社の運用に適した解凍機を選ぶことが大切です。さまざまなメーカーから豊富な種類の解凍機が販売されていますが、まずは気になるメーカーにお問い合わせや資料請求などを行って比較し、用途に合った解凍機を導入しましょう。

おすすめの解凍機メーカー比較表

イメージ
引用元:https://proton-eng.co.jp/

引用元:https://www.depak.jp/

引用元:https://foodtechno-eng.co.jp/

引用元:http://www.shinsei.co.jp/product/melts.html

引用元:https://www.fujigiken.net/
引用元:https://www.meiji-kikai.co.jp/microwave/
会社名プロトンエンジニアリング株式会社株式会社サンテツ技研フードテクノエンジニアリング株式会社新星冷蔵工業株式会社フジ技研工業株式会社明治機械株式会社
解凍方法の種類低温高湿度解凍DEPAK解凍凝縮潜熱を利用した解凍方式記載なし低温高湿ミストシステムマイクロ波解凍
解凍種別完全解凍:低温高湿度プロトン解凍(相対湿度100%)特許品
半解凍:ヒーター熱源プロトン解凍
完全解凍完全解凍完全解凍完全解凍完全解凍
製品の強み・完全低温スピード解凍!
・冷蔵保管機能搭載!
・鶏肉からドラム缶まで幅広く対応!
解凍時の歩留まりが最大5%改善!解凍ムラが少ない!シンプル構造で衛生環境が高い状態を維持できる!タッチパネル操作が可能!ドリップ、目減り、変色といった問題が解決されている!タイプも豊富!「低温高湿ミストシステム」という画期的なシステムを採用!いくつかのタイプが存在!1時間当たりの最大解凍能力は驚きの15.4t!短時間での解凍が可能!
システム処理量バッチ式40kg、160kg
500kg/B~ 個別設計
小型~大型まで対応
~192kg​記載なし100㎏〜10,000㎏~10,000kg
小型~大型まで対応
MIP8連続バッチタイプ
10~35
t/日
システム管理方法-5℃保管で連休対応
冷蔵庫として使用可能
段ボールの半解凍も可能
解凍後、鮮度保持に自動的に切り替わる多様な解凍パターンを用意2種類の二次冷媒により解凍から保管まで自動で行える品質を重視した最新プログラムを搭載記載なし
専用台車専用台車
樹脂コンテナ台車ご提案
記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
衛生管理方法自動洗浄機による洗浄手動洗浄自動洗浄機能搭載二次冷媒を使用しているので霜が付かない超高出力紫外線殺菌ランプを採用庫内の水洗い可能
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
公式サイト公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ

解凍機メーカーおすすめ6選!

プロトンエンジニアリング株式会社 /プロトン解凍機

プロトンエンジニアリング株式会社 /プロトン解凍機
引用元:https://proton-eng.co.jp/

おすすめポイント

ポイント1 低温高湿度解凍(相対湿度100%)と差圧式エアレーションで急速解凍を実現!業界NO1
ポイント2 専用台車不要!樹脂コンテナを使って解凍できる
ポイント3 解凍プログラムで表面温度と中心温度をコントロールできる

導入コストを抑えられる!徹底したヒアリングによって最適なオーダーが可能!

プロトンエンジニアリング株式会社はヒアリングを徹底しており、ユーザー様のニーズに合わせたオーダーメイド設計が可能。既存の冷蔵庫・解凍機の改修も可能。状況に適した柔軟な提案が可能となっているため、余計な費用がかかることなく、コストを抑えられるのも大きな強みです。

導入後のサポートや点検に対応しているため、導入後も頼りになる存在だといえるでしょう。

基本情報

解凍種別完全解凍と半解凍にも対応。
特徴・40㎏/1バッチの小型機から数トン以上の大型機まで対応
・樹脂コンテナでコストダウン。洗浄機にも投入可能。更に製品により専用台車をご提案
・相対湿度100%のため200㎏を超えるドラム缶・16㎏超の一斗缶・ペール缶も対応可能
・輸送コンテナ仕様もご提案
解凍方法の種類低温高湿度解凍
システム管理方法・-5℃保管で連休対応
・冷蔵庫として使用可能
・段ボールの半解凍も可能
・解凍食材に合わせ、プログラムを調整し表面温度が上昇しすぎないよう自動調整が可能
衛生管理方法自動洗浄機による洗浄
問い合わせ方法電話、メールフォーム
会社情報プロトンエンジニアリング株式会社
東京都品川区南大井二丁目7-9 アミューズKobayashiビル 3階

納入事例

株式会社サンテツ技研 /DEPAK解凍機

株式会社サンテツ技研 /DEPAK解凍機
引用元:https://www.depak.jp/

おすすめポイント

ポイント1 均一に解凍可能
ポイント2 操作性がよい
ポイント3 汚れにくく洗いやすい

解凍時の歩留まりが最大5%改善!解凍ムラが少ない!

株式会社サンテツ技研の解凍機には、DEPAKという独自技術が使われています。この技術によって、細胞のひとつひとつを均等に解凍でき、細胞組織が壊れるのを防げることで解凍時のドリップを抑えることが可能です。

解凍時間の短縮にもつながり、一般的な冷蔵庫解凍と比較すると作業時間が14時間短縮したというケースもあります。

基本情報

解凍種別完全解凍
特徴・工事不要
・ラインナップも豊富
・既設の冷蔵庫に設置可能
・キャスター付きで移動可能
解凍方法の種類DEPAK解凍
システム管理方法解凍後、鮮度保持に自動的に切り替わる
衛生管理方法手動洗浄
問い合わせ方法電話、メールフォーム
会社情報株式会社サンテツ技研
神戸市中央区海岸通5番地(商船三井ビル7F)

納入事例

フードテクノエンジニアリング株式会社 /サイドサテライトシステム解凍庫

フードテクノエンジニアリング株式会社 /サイドサテライトシステム解凍庫
引用元:https://foodtechno-eng.co.jp/

おすすめポイント

ポイント1 ワンストップサービス
ポイント2 さまざまな分野での納入実績を持つ
ポイント3 お客様ファーストを掲げる

シンプル構造で衛生環境が高い状態を維持できる!タッチパネル操作が可能!

フードテクノエンジニアリング株式会社の解凍機は、風量コントロールや正逆運転によって、循環ファンが解凍ムラを抑えてくれるという強みがあります。+10度以下での温度管理により、製品焼けや変色が抑えられるのも特徴です。

凝縮潜熱を利用した解凍方式となっているため、表面と中心の温度差が少なく、ドリップまで抑えられます。

基本情報

解凍種別完全解凍
特徴・ドリップを抑えて食品の品質を保持
・シンプル構造で高い衛生環境を維持
・タッチパネル操作等採用で機能性を向上
解凍方法の種類凝縮潜熱を利用した解凍方式
システム管理方法多様な解凍パターンを用意
衛生管理方法自動洗浄機能搭載
問い合わせ方法電話、メールフォーム
会社情報フードテクノエンジニアリング株式会社
大阪府大阪市西淀川区佃 5丁目9番5号

納入事例

新星冷蔵工業株式会社 /解凍プラント淡雪シリーズ

新星冷蔵工業株式会社 /解凍プラント淡雪シリーズ
引用元:http://www.shinsei.co.jp/product/melts.html

おすすめポイント

ポイント1 豊富なタイプがある
ポイント2 自動の夜間解凍機能を持つ
ポイント3 多量の解凍を短時間で行える

ドリップ、目減り、変色といった問題が解決されている!タイプも豊富!

新星冷蔵工業株式会社の解凍機・解凍プラントは、ドリップや目減り、変色といった、従来の解凍で問題とされてきた部分が解決できるようになっています。種類の幅も広く、コンパクトなタイプから大型なタイプまで、10タイプが存在します。

2種類の二次冷媒を活用し、解凍から保管まで自動的に行えるようになっているのも便利なポイントです。

基本情報

解凍種別完全解凍
特徴・多量冷凍肉、冷凍魚介類をはじめとした各種冷凍品の品質を保持しながら短時間に解凍
・解凍後、低温にて雑菌などを無繁殖状態のまま、長期保存が可能
解凍方法の種類記載なし
システム管理方法2種類の二次冷媒により解凍から保管まで自動で行える
衛生管理方法二次冷媒を使用しているので霜が付かない
問い合わせ方法メールフォーム
会社情報新星冷蔵工業株式会社
東京都品川区東中延2-8-10 マツダビル1F

フジ技研工業株式会社 /解凍マイスター

フジ技研工業株式会社 /解凍マイスター
引用元:https://www.fujigiken.net/

おすすめポイント

ポイント1 ハイクオリティの製品を開発
ポイント2 衛生面が高水準
ポイント3 画期的な解凍システムを採用

「低温高湿ミストシステム」という画期的なシステムを採用!いくつかのタイプが存在!

フジ技研工業株式会社は、1986年の設立以来、独自の視点からオリジナリティあふれる製品を開発し続けている会社です。全国各地の大手企業が採用している解凍機である「解凍マイスター」を開発した実績を持っています。

解凍マイスターには低温高湿ミストシステムという画期的な解凍システムが使われており、品質最優先での解凍が実現します。

基本情報

解凍種別完全解凍
特徴・品質を最重視した最新プログラム
・直感的な操作で、熟練性が不要
・高出力紫外線殺菌装置による微生物の制御
・データ化が簡単で記録が保存可能
・ランニングコストは流水解凍の約1/8
解凍方法の種類低温高湿ミストシステム
システム管理方法品質を重視した最新プログラムを搭載
衛生管理方法超高出力紫外線殺菌ランプを採用
問い合わせ方法電話、メールフォーム
会社情報フジ技研工業株式会社
宮城県宮城郡利府町中央3丁目5-1

納入事例

明治機械株式会社/マイクロ波解凍機 MIP型

明治機械株式会社/マイクロ波解凍機 MIP型
引用元:https://www.meiji-kikai.co.jp/microwave/

おすすめポイント

ポイント1 大量の解凍に対応
ポイント2 世界最速クラスの解凍速度
ポイント3 マイクロ波解凍を採用

1時間当たりの最大解凍能力は驚きの15.4t!短時間での解凍が可能!

明治機械株式会社の解凍機は、1時間当たりの最大解凍能力がなんと15.4tという驚異的な数字となっており、大量の解凍を素早く行いたい場合は導入を検討するのがおすすめです。

解凍速度に関しても優れていて、世界最速クラスのスピードを誇ります。解凍方式はマイクロ波解凍が採用されているので、ドリップがほとんど発生しません。

基本情報

解凍種別完全解凍
特徴・1時間当たりの最大解凍能力15.4t
・ドリップが少なく美味しさを逃がさない
・作業時間を短縮しコスト削減に貢献
解凍方法の種類マイクロ波解凍
システム管理方法記載なし
衛生管理方法庫内の水洗い可能
問い合わせ方法電話、メールフォーム
会社情報明治機械株式会社
東京都千代田区神田司町2-8-1(PMO神田司町9F)

【その他】解凍機メーカーをご紹介

  • 北日本ボイラ株式会社(真空解凍装置)
    会社名北日本ボイラ 株式会社
    住所北海道札幌市白石区栄通11丁目4番35号
    TEL011-852-7901
  • ホシザキ株式会社(テーブル形解凍庫)
    会社名ホシザキ株式会社
    住所〒470-1194 愛知県豊明市栄町南館3-16
    TEL0562-97-2111
  • 細田工業株式会社(冷凍ブロック解凍装置【流廻】)
    会社名細田工業株式会社
    住所〒581-0063 大阪府八尾市太子堂2丁目2−38
    電話番号072-994-1684
  • 株式会社前川製作所(低温高湿度解凍機ハイパーフレッシュ)
    会社名株式会社前川製作所
    住所〒135-8482 東京都江東区牡丹3丁目14番15号
    電話番号03-3642-8181 (代)
  • 株式会社フリーザーシステム(プレハブ外装式解凍庫)
    会社名株式会社フリーザーシステム
    住所〒820-0111 福岡県飯塚市有安958-5
    電話番号0948-82-4411
  • ワタナベフードソリューション株式会社(Zero)
    会社名ワタナベフードソリューション株式会社
    住所〒461-0003 愛知県名古屋市東区筒井3丁目28-32 グレイシス葵1F
    電話番号052-753-5262
  • フクシマガリレイ株式会社(冷水チラー)
    会社名フクシマガリレイ株式会社
    住所〒555-0011 大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-18
  • 直本工業株式会社(シー・プロント・グランデ)
    会社名 直本工業株式会社
    住所〒543-0031 大阪市天王寺区石ヶ辻町19-8
    電話番号06-6775-2500(代)
  • 山本ビニター株式会社(高周波解凍装置テンパトロン)

     

    会社名山本ビニター株式会社
    住所〒543-0002 大阪市天王寺区上汐6丁目3番12号
    電話番号06-6771-0605(大代表) 
  • 株式会社タイヨー製作所(除菌解凍装置)
    会社名株式会社タイヨー製作所
    住所〒041-1221 北海道北斗市清水川226-10
    電話番号0138-77-1001(代表)
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